床のお手入れ（ワックス・洗浄・表面剥離洗浄・完全剥離洗浄）

床面のお手入れで一番多くいただくご依頼は、床のワックスがけです。特に、オフィスや事務所内ですと、キャスター付きの椅子をご使用の場合が多く、キャスターの跡の黒い汚れがほとんどです。その場合は、まず床を機械洗浄した後にワックスがけをするのが一般的です。
他にも、何度もワックスを重ね塗りした場合に多いのが、古いワックスによる黒ずみ・変色です。蓄積してしまった古いワックスは剥離作業を行います。その後、ワックスを再塗布します。

床面にワックスを塗布するメリット

床材や、業態によっては必ずしも床面にワックスを塗布する必要はありません。
しかしながら、ワックスを塗布することで生まれるメリットもあります。

床材の保護になる

床材に多く使われている、Pタイルや塩化ビニールシートは比較的耐久性には優れていますが、経年劣化は避けられません。特に土足で使用する場合には、汚れが付着しやすく、室内のレイアウトなどを変更した際に傷が付いてしまうことも多く見受けられます。
それらのダメージから保護してくれるのがワックスです。事前に床にワックスを塗布しておくことで、傷や汚れから守ってくれます。

見た目を美しく保持することができる

ワックスを塗布することで、床の表面にある凸凹を埋めることができますので、見た目も美しく仕上がります。光沢を出すことで、清潔な印象を与え、室内のイメージを良くする手伝いもしてくれます。

掃除が楽になる

ワックスが塗布された床は表面の凸凹がありませんので、掃除が大変しやすくなります。
例えば、コーヒーをこぼしてしまった！という時にも、モップや雑巾での拭き掃除がとても楽になります。

作業の種類について

当社では、ワックス塗布が必要な床面の清掃については、現地で状態を確認した上で作業内容を確定いたしております。前回のワックス塗布からあまり時間が経ってない場合・汚れがあまりないと判断した場合には、床の洗浄とワックスの塗布を行います。ワックスの重ね塗りで、汚れが気になる場合には、上部の表面汚れを隔離しワックスを再塗布する表面剥離洗浄を行います。
上記で落ち切らなくなった、しつこい黒ずみ汚れや、ワックスの重ね塗りによる床へのダメージが酷いと判断した場合には、床面上の汚れやワックスをすべて取り除きリセットした上でワックスを塗布する完全剥離洗浄を行います。いずれも、まずは床の状態の確認がマストとなります。詳細のお見積りをお出しする際に、必ず確認させていただきます。また、状態に関わらずご希望がございます場合には、完全剥離洗浄をご依頼いただくことも可能です。

オフィスの床が黒ずんできた、クリニックの床をもっと清潔に保ちたい、通常の床洗浄じゃ落ちない汚れがある、などのお悩みやご希望をお持ちでしたら、ぜひ当社にご相談ください！
ワックスがけが必要かどうか分からない、という場合にも当社スタッフが実際の床の状態を確認させていただいた上で作業内容をご提案させていただきますのでご安心ください。
床材に合わせた薬剤や、塗布の方法などもオフィス清掃のプロフェッショナルである当社スタッフが徹底的に作業いたします。